「ゼロ秒思考」という書籍をご存知でしょうか。
もし、ご存知でない方で、
- 「頭がすっきりしない!」
- 「もやもやして考えがまとまらない!」
- 「ずっと同じことで悩んでいる気がする!」
- 「仕事でテキパキと動けるようになりたい!」
と考えたり、悩んでいる方がいたら、是非「ゼロ秒思考」を一読してみてください。
この本では、
メモ書き
について焦点をあて、その有益性について、とことん掘り下げて解説している本です。
私も実際にこのメモ書きを習慣として取り入れるようになってから、気持ちのリカバリーが早くなったと実感しています!
誰が書いてるの?
0秒思考の著者は、赤羽雄二さんという方です。
この方はマッキンゼーというコンサルティング会社の出身だそうです。
はい、出ました。
ビジネス書を読むようになると、呪文のように出てくる言葉。
マッキンゼー。
正直私はこのマッキンゼーについてよく知りません。
ですが、耳にすれば誰しも「ああ聞いたことがあるなあ」という妙な納得感というか、安心感のある言葉。
マッキンゼー。
ということで改めて調べたところ、簡単に言うと、アメリカに本社を置き、世界中のさまざまな大企業に対して、コンサルティングするすごい会社、ということだそうです。はい。
で、赤羽雄二さんはそのマッキンゼーに1986年に入社されて14年間勤めた経歴をお持ちで、マッキンゼーを去った後さらに別のコンサルティング会社に入社した後、2002年に独立。
ブレークスルーパートナーズという、日本から世界を目指すベンチャーを応援する会社を立ち上げられたそうです。
ほんとに素晴らしい方だと思います。
「メモ書き」って何?
さて、件の「メモ書き」は、赤羽さんがマッキンゼーで勤めている際に編み出した、最強の思考整理法(そして、またその練習法でもある)なのです。
問題を即座に把握し、解決策を導く、これがゼロ秒思考。
そして0秒思考することができるようになる方法が、メモ書き。
メモ書きは、最短距離で思考整理し問題解決するための優れた方法な訳です。
どんな効果があるの?
赤羽さんによると、メモ書きの効果には
- 頭が整理される
- 自信が出てポジティブになる
- 腹が立たなくなる
- 急成長できる
があるそうです。
私はまだメモ書きをするようになって2ヶ月にも満たないくらいです。
まだそれだけしか実践歴のない私でも、気分が沈んだりした後のリカバリーが以前よりも早くなり、ポジティブになれたと実感しています。
具体的にどうするの?
メモ書きの方法は、簡単に言えば
- 自分で何かテーマを決め、ひたすらテーマについて考えたことを書き出す
というものです。
また、赤羽さんの提唱するメモ書きには、決められたフォーマット、ルールがあり、
- A4用紙を横置きにする
- 1つのテーマについて1ページ
- 1ページにつき1分
- 1日に10ページ書く
- 左上にタイトルを書き、タイトルに下線を引く
- 右上に日付を書く
- 1行ずつ、思いついたことを20〜30字で書く
- これを頑張って4〜6行書く
という手順で行われます。
1分、という制限が肝です。
1分で書き出そうと思ってやってみると、意外にあっという間に経ってしまって、なかなか4行も書けないこともあります。
それを頑張って頭を働かせて書き出そうとするのが重要なのだそうです。
実際やってみると、最初の頃はほんとにあっという間で、あまり行数が増えません。
それでも何度か回数を経ると、すらすらと書き出せるようになってくるので不思議です。
また、短文すぎたり、ただ単語を並べるだけでも意味がなく、20〜30字のある程度の長さの文章を書き出すようにするのも大事。
まとめ
先ほどもお話したように、私はメモ書きをするようになってから、気持ちのリカバリーが早くなったと実感しています。
悩みのほとんどは、その場で解決不能なものなので、あまり考えても意味がないことが多いです。
メモ書きを通じて悩みを吐き出していくことで、上記の割り切った考えを、手と脳に染み付かせていく感じでしょうか。
メモ書きは単純ながら奥深いため、今回はひとまず導入部分だけを取り上げてみました。
整理の仕方や、メモ書きの分類等、書いた後のことまで細かく丁寧に「ゼロ秒思考」で解説されているため、興味を持った方は是非一読することをおすすめします。
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