私は2年くらい前から、読書をするようになりました。
読むようになったのは、主にビジネス書です。
読書をするようになったきっかけは、職場環境の変化が大きい要因であったように思います。
読書をするようになってから、「もっと効率的に読書をしたい!」「多くの書籍に触れたい!」と思うようになって色々調べたところ、AmazonのAudibleというサービスを知りました。
これは良い!と思い、サービスを2ヶ月くらい利用しました。
そうです、つまり、結果的には解約をしたわけです。
今回は、Audibleを利用してみて良かった点、悪かった点を挙げ、最終的に解約した理由についてお話したいと思います。
ちなみに、Audibleだけに限らず、他のオーディオブックサービス全般にも当てはまる部分があると思いますので、参考にしてください。
Audibleを利用してみて良かった点
- 聞き取りやすい
- 再生速度を選べる
- 目次から参照できる
- ながら聞きができる
聞き取りやすい
Audibleを再生すると、書籍によってさまざまなナレーターが朗読を始めてくれます。
ナレーターはプロの声優さんや、プロのナレーター、女優さんや俳優さんが採用されていて、(当たり前ですが)とても流暢で聞き取りやすいのです。
声を聞きたいがために、アクター目当てで利用するファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
https://www.audible.co.jp/ep/actorsvoice Audible公式サイト、アクターズボイス
再生速度を選べる
Audibleは、さまざまなデバイスで利用できます。
私はiPhoneのアプリをダウンロードして利用しましたが、アプリには再生速度を自分の好みに調整できました。
例えば、ゆっくりと声を聞きたい人は0.7倍速で、効率よく素早く聞きたい人は1.5倍速で、といった利用ができます。
iPhoneアプリだと、再生速度は0.5~3.5倍速の範囲で、0.1刻みで選べました。
目次から参照できる
Kindle等と同様に、目次から再生したい箇所を選択できます。
この機能がないと、再生する場所を何度も聞き返していかないといけないので、「あって当然」ではありますね。
ながら聞きができる
Audibleの利点として一番大きいのはこれだと思います。
通常、読書は「本を手に取り」「目で文章を追い」「手でページをめくっていく」というステップを繰り返していくことで成立する行為です。
Audible(だけに限らず、オーディオブック全般)は、「耳で聞く」ことだけで成立します。
つまり、Audibleで朗読を聞きながら(つまり、本を読みながら)、他の作業ができる、というところに最大のメリットがあるのです。
Audibleを利用してみて悪かった点
- 図や表、挿絵が参照しづらい
- コスパが悪い
- ながら聞きがしづらい
図や表、挿絵が参照しづらい
一般的に、文章だけでは表現できなかったり表現しづらかったりする部分は、図や表に頼らざるを得ません。
でも、Audibleは耳で聞くだけなので、図や表を見る場合は、iPhoneの画面を見ないといけませ
書籍に添付される図や表は、アプリの画面から参照することができるので、見れない訳ではありません。
でも、画面を見る、という行為は、通常の読書と同じことなので、「耳で聞くだけ」のメリットがなくなってしまい、Audibleを利用する必要性がないことになってしまいます。
コスパが悪い
Audibleは月額1,500円で利用できるサービスです。
その間、聞き放題かと思いきや、そういうわけではないようです。
コイン制といって毎月1コインもらえ、1コインと書籍1冊が交換できます。
本が気に入らなければ返品できるので、何冊か試し読みのように選ぶことはできるそうです。
その手間等や、単純に費用を考えると、Kindle unlimited(電子書籍読み放題サービス)とのコスパの差を感じてしまうのは私だけでしょうか。
ながら聞きがしづらい
さきほどお話したメリットと正反対のことを言っているのはわかっています。
でも、そうなんです。
と言うのも、私はビジネス書をAudibleで聞いていたのですが、これが、実に「入ってこない」んです。
実際に私がAudibleを利用した場面は、ジョギング中と通勤中です。
ジョギング中にビジネス書の朗読を聞いても、まともに頭が働かず、内容が記憶に残りませんでした。
ゆっくりペースで歩いていれば大丈夫かと思い、通勤中にも利用しましたが、全然だめでした。
ビジネス書は図表が添付されている場合が多いですし、著者が強調したい部分を文章の構造やリスト表示等、視覚的な表記の仕方で補完される場合が多いため、「耳で聞かせる」上で限界があるせいだと思います。
あと、究極的なことを言えば、私自身、何かをしながら話を聞く、ということに長けていなかったのが最大敗因かもしれません。
解約に至った理由・今後また使う可能性
ほとんど今言ったことが全てです。
「ながら聞きがしづらかった」ため、私はAudibleを解約しました。
ですが、これはビジネス書の、しかも限りなく少ない書籍でしか利用していない実例での話です。
おそらくですが、小説等であれば、「耳で聞くだけで入ってくる」と思います。
それを試す前に解約してしまったので、今後小説等を読むようになれば、また利用したいと思います。
Audibleといったオーディオブックサービスの最大のメリットは、さきほどもお話ししたとおり、「ながら聞き」できることに間違いはありません。
効率的に多くの書籍と触れ合うツールとして、Audibleの存在価値はとても高く評価されるべきだと思っています。
2ヶ月無料キャンペーンといった無料キャンペーンはいつもやっているようなので、多くの人に是非試してもらいたいサービスだと思います。
コメント