エンジニア向け転職フェアに行ってみた

転職を本気で考える

ここ１、２年、私は真剣に転職を考えるようになりました。
経験はありませんが、今大変な盛り上がりを見せているITエンジニア界隈での転職を目指そうと思い、転職サイト、転職エージェントへの登録、情報収集、プログラミングの勉強等、余暇時間を使って活動をするようになりました。

エンジニアを目指す理由としては、学生時代には簡単なプログラミングを用いて実験を行った経験があるし、スキルがあればいずれ会社に属さずフリーランスで食っていけるんじゃないかと考えたからです。

転職エージェントで相談に乗ってもらったところ、

といったアドバイスを受けました。

企業の話が聞きたい！けど面接まで辿り着けない！

エージェントの提案のとおり、プログラミングの勉強や資格取得（基本情報技術者試験）を目指し、ひとまず勉強を開始しましたが、目標はあくまで転職。
そのため、転職先はどんなところがあるんだろうかと考え、転職サイトで企業を調べてみると、圧倒的に未経験可の求人が少なく、ほとんどが実務経験のある方へ向けた求人情報ばかりでした。

と思い、実際に企業から話を聞いてみようと、何社かエントリーをしたものの、ことごとく書類で落ちる始末でした。

転職フェアなら直接話が聞ける！

色々ネットで調べると、転職フェアなら直接企業の担当者から話が聞けて、場合によってはそのまま面接になる可能性もある、とのことでした。

これは行かない理由はない！と早速申し込み。

当日、会場へ赴くと、思っていたほど参加者は多くありませんでした。

企業ごとにブースが設けられているものの、参加者のいないブースがほとんどで、参加者がいるブースでも一人か二人いるくらいでした。
私は、受付時に受け取ったパンフレットから、まずは、未経験可、とタグ付けされた企業の話を聞くことにしました。

結論から言うと、私は３社から話を聞きましたが、その後面接にもなりませんでしたし、好感触を持たれたということもありませんでしたが、話を聞いて良かった！と思いました。

１社目

その企業の担当者は女性の方でしたが、雰囲気としては

といった、比較的そっけない感じの担当者でした。※個人の感想です

会社のパンフレットを受け取り、事務的に説明を終えると質疑応答となりました・・・が、私は思ったのです。

そう、私は転職フェアに「お客さん気分」で来てしまったことに、その時気がつきました。

なんとなく、敗北感を覚え、そこではあまり深い話をすることなく席を立ちました。

２社目

その企業には、採用担当と社長らしきおじさまが鎮座されていました。

とりあえず、当たってみよう！と思い、席に座りました。

めっちゃ喋りが早くて、完全にマウントを取られてボコボコにされている感覚でした。
話を聞きにきたつもりが、根掘り葉掘り、こちらのことを聞かれる感じでした。
隣の社長も、こちらには全く興味なさげです。

今回も、完敗です。

３社目

最後に未経験可ではないものの、気になる企業があったので、お話を伺うことにしました。

物腰の柔らかそうな中年男性からお話を伺いました。

とても紳士的で、親身に話をしてくれる、とてもいい雰囲気の担当者でした。

会社のことや、ご自身の転職経緯等、色々お話をしてくださったのが印象的でした。

転職フェアを終えて

まず思ったことは、会社によって雰囲気がかなり違うんだな、ということです。
たった３社しか話を聞いていませんが、それぞれ

• 事務的、淡々としたところ
• グイグイ聞き出し、ズバズバ言うところ
• 紳士的に親身になってくれるところ

など特徴が異なっていました。
もちろん、担当者個人の特性によるところが大きいとは思いますが、採用の機会の場に来ている以上、その人は企業を代表する”顔”のような存在で、企業の雰囲気とマッチしている可能性は高いです。

担当者と話しただけで、その企業の全てを知ったことには当然なりえません。
ですが、企業の雰囲気を知る方法としては、転職フェアはとても有効な手段だと思いました。

面接まで行けない、でも話を聞いたり、雰囲気を知りたい、と悩んでいる転職希望者の方は、転職フェアに行ってみるのも一つの手だと思います。

ちなみに、今回行った転職フェアでは、参加特典としてQUOカードがもらえました！
行って損なし！